バター、魅惑の宇宙

バター×物語の星

ここは、バター×物語の星。
バターとはいったい何者なのでしょうか?
バターの誕生から現在に至るまでの物語をお話します。

バターとは

バターとは、生乳などに含まれる細かな粒子である乳脂肪を練って固めたものであり、厚生労働省の乳等省令には「生乳、牛乳又は特別牛乳から得られた脂肪粒を練圧したもの」と定義されています。

バターの歴史

バターに関する歴史は定かではないですが、紀元前2000年前のインドではバターのようなものがすでに作られていた記録が残っています。紀元前500年頃には、ギリシャの歴史家ヘロドトスが乳を木の桶に入れ、激しく振動させて浮かび上がった部分をすくい取ってバターを製造したと書き残しています。日本での最古の乳製品は、現在のバターあるいはチーズとされる「蘇」と呼ばれるもので、6世紀頃仏教とともに伝わったとされています。その後18世紀以降に、和製バターの元祖ともいえる「白牛酪」が製造されるようになり、明治に入ってから現在のような本格的なバター製造が始まりました。

バターの分類

バターは製法や食塩添加の有無によって以下のように分類されます。