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弊社取締役社長 吉村直樹より 夏のご挨拶 2017

2017年08月02日

拝啓
 もう37年も前に他界した父は、大学が中国文学卒業と言うこともあったのでしょう、生前、浄土真宗のルールにのっとって、自分の法名を自分で作った人でした。
 (「工文院釈艸榮遊三居士」...意味は、工業と文学の二足の草鞋でやって来た。艸は俳句俳画の雅号、榮は本名、遊三は小説のペンネーム)。
 6年前に他界した母の法名は、没半年程前に、本人から依頼されて見よう見まねで私が作りました。
 (「月祥院釈尼恵百大姉」...意味は、母は太陽に比して月の人でした。戸籍名・百合子、俗名・恵津子を年代によって使用していたので1字づつ採用しました。)
 昨年末思い立ち、年令も相応で、恥ずかしながら自分の法名も作ってみました。その一端に以前から気になっていた慧の文字を借用し、直慧と号しました。
 仏教の悟りを智慧と言うようですが、分別的な智に対し慧は無分別の領域を担当するそうです。空を飛ぶ彗星は一瞬の光る流星ですが、下辺に心がついて般若になるとのことです(呵呵)。

 季節はまさに盛夏。世界の政治、経済は不穏な雲行きですが、先月より末子和紗がアフリカのシエラレオネに行きました。農業開発の仕事だそうです。スカイプで、危険手当は出るの?と聞いたら、笑いながら、危険じゃないから、と言ってました。しかし、エボラ熱発祥国なんですけどね。
 この時期、万葉の時代から「うなぎを食せよ」「土をいじるな」「衣類や図書の虫干しをせよ」「あんころ餅を食べよ」等々の習慣や俗信が各地にあるそうです。町内会などの夏祭りも、大半がこの時期に集中しております。最も健康に留意が必要な時期であり、くれぐれもお身体にはご自愛いただきますと共に、平素の一方ならぬご好意に深く感謝を申し上げます。
敬具
マリンフード株式会社
取締役社長 吉村直樹