スティリーノはマリンフードが独自に開発したチーズ風味の新素材です。 ギリシャ語で未来や先進を意味する"ステノ"とチーズを意味する"ティリ"の組合せが名前の由来です。"未来のチーズ"という思いを込めて「スティリーノ」と名付けました。
ナレーション：田上 由津香
スティリーノは植物油脂をチーズ中の乳脂肪の代わりに使用した原料です。乳脂肪の代わりに植物油脂を使用しているため通常のナチュラルチーズと比較してコレステロールがカットされています。
スティリーノは2007年10月に発売され、現在ではシュレッドタイプやスライスタイプ、ダイスタイプなど様々な種類のスティリーノ商品を販売しております。チーズとスティリーノをブレンドした商品や、コレステロールを97％までカットした商品などお客様のニーズに合わせた商品開発に取り組んでいます。現在では業務用・家庭用シュレッド、スライスタイプ、ヴィーガン対応、そして難しいとされていた“伸びる特性”を付与したモッツァリーノと誕生以来成長を続けています。
スティリーノ開発・改良は研究チームが担っています。そんな研究室“Styrino labo”をご紹介します。
ナチュラルチーズに比べて、製造設備や原料コストを抑えられ、数日単位での短期出荷が可能です。植物性油脂の為コレステロールも大幅にカットされます。
澱粉や植物性蛋白、その他植物原料など乳製品とは全く異なる原料を組み合わせて溶けや伸びを再現させる方法。ヴィーガンや乳アレルギーにも対応できる動物性原料一切不使用のチーズ代替品を実現しました。
いま注目のヴィーガン。マリンフードでは動物性原料不使用のヴィーガンに着目しました。 ヴィーガンの基本から世界のヴィーガンについて話題のヴィーガンをご案内します。マリンフードの取組もご紹介します。
1944年イギリスに誕生したヴィーガン
語源には諸説ありますが、ヴィーガンとはベジタリアン“Veg-etari-an”一部を取って“Vegan”といわれています。 ベジタリアンは卵と乳は口にしますがヴィーガンはしません。ヴィーガンの定義はお肉やお魚だけではなく、卵や乳も口にしない食生活のことを指しています。
ヴィーガンになる理由は3つ
1. ダイエタリー（健康の為）
2. エンバイロメンタル（環境の為）
3. エシカル（動物愛護）
世界各地で急増しているヴィーガン・ベジタリアンなどの菜食主義者ですが、特に増加が顕著なのがアメリカ・イギリス・ドイツなどの欧米先進国です。
ここ近年で世界各国でもヴィーガン人口が増加、アメリカでは健康上の深刻な問題を背景にここ数年間でヴィーガン人口が6倍、多くのレストランでヴィーガンメニューが導入されています。発祥の地、イギリスでもヴィーガン人口が4年間で4倍、コスメや洋服・バッグも非動物性素材が推進され、2025年までにイギリス総人口の4分の1がヴィーガンになると予測されています。2019年世界のヴィーガン食品市場は1.5兆円、2025年には2.6兆円にまで増加すると見込まれています。
1944年イギリスに誕生したヴィーガン
ヴィーガンでもお肉は食べたいという方の強い味方が代替肉です。代替肉はえんどう豆を主原料としています。ハンバーガー向けビーフパティーやソーセージ、フライドチキンをはじめとする100％植物性の植物肉が開発され海外では普通にスーパーに並んでいます。
見た目や味だけではなく調理体験までもお肉を再現。「もどき肉」とは一線を画した植物肉です。
世界のヴィーガンチーズ
お肉と同様にヴィーガンでも食べたいのがチーズ。特にヨーロッパはチーズが大好きです。その為、ヴィーガンチーズもヨーロッパは43%と市場シェアが最も高いのです。次いで北米、アジア太平洋、南米、中東・アフリカが続きます。世界のヴィーガンチーズ市場は、2016年の2.1億ドルから2024年末までに3.9億ドルの市場価値を達成すると見込まれています。
日本のヴィーガン
日本でも健康志向の高まりにより、大手外食チェーンで大豆ミートを使用したメニューが販売され注目されました。コンビニではヴィーガン惣菜やお弁当が発売されています。食品メーカー各社も代替肉や植物性のみの商品を開発され、スーパーでもレトルトや製パン、ハム・ソーセージそしてデザートなど様々なジャンルでヴィーガン商品があります。訪日外国人のためにもヴィーガン環境の整備と強化が求められています。
マリンフードが取組んでいるヴィーガンについて
動物性不使用のヴィーガン食品を新技術で商品化しました。せっかくなら、アレルゲン原料28品目も使用せずより多くの人が食べられる商品に。コレステロールも大幅カットし誰でも安心して同じ食事をそんな食品を作っています。
毎日の食事だからこそ、安心安全はもちろん身体にもおいしい食事をしてほしい。いつもの食事を無理せず、楽しみながら健康に。未来に繋がるすべてに、食で貢献したい。機能性の未来についてご案内いたします。
健康を意識するとまず気にかけることは、睡眠と食事、そして運動です。2017年にインターネットで健康に関する調査によると日本では2014年に比べて健康的な食事を意識する割合が増加。日本人の過半数が食事と運動を健康のために気にかけています。
現代では手軽に摂取できる機能性の商品も多く発売され注目されています。本来は様々な食材をバランスよく摂取するのが望ましいですが、忙しい現代では普段の食事が偏りがちです。無理せず食事で健康に。だからこそ手軽にサポートしてくれる商品が求められています。健康のためとはいえ、無理したり我慢するのは心の健康を損ないます。どうぞ、色々な商品に頼ってください。それが我々の技術向上にも繋がるのです。
プロテイン強化し、さらに低糖質のパンケーキも開発。お客様のニーズに合わせて商品をご提供しています。※弊社通常商品 糖質47.6g/100g タンパク質6.3g/100ｇ
豆乳シュレッド・スライスも開発！乳脂肪と乳蛋白を植物性原料へ、水分を豆乳に。イソフラボン配合、動物性原料不使用なのでヴィーガン向けです。もちろんコレステロール大幅カット。乳原料を使用していません。
