季節のご挨拶
弊社取締役社長 吉村直樹より 年末のご挨拶 2021
拝啓二代目中村吉右衛門の突然の訃報に驚きました。まだ77歳。これからまだまだ活躍されるものと思い込んでいました。もっともワタシの吉右衛門は、歌舞伎を知らず、鬼平犯科帳一本檜です。二十年近く前から、BSの再放送を何回見たか知れません。
何故飽きないのかわかりません。難しいストーリーじゃないのに。人情と言っても、そんなにベタベタした場面は少ないのに。エンディングの、ジプシーキングスのテーマ音楽「インスピレーション」が理由の一翼を担っているのは間違いありませんが。
寝室の枕元にいつも置いてある池波正太郎の「全銀座日記」文庫本に手が伸びます。「吉右衛門のことが書いてあったのはどの辺だったかな」。パラパラとめくっていると、「大森澄詩集」の文字が目に飛び込んできました。未知の方ですが、元警察官の故大森さんのことを池波さんは激賞されています。「小説も風趣好ましいものだが、この人の詩境は他の追従をゆるさぬものがあるのだ」。読まないわけには行きません。明日、早速アマゾンで手に入れる手配をすることにします。
年の瀬、一陣の風が通り過ぎ、遥か彼方に去ってしまったように、朧気で頼りないことに胸打たれます。
今年一年も色々とお世話になり有り難うございました。平素の無沙汰をお詫びしますと共に、どうか皆様方ご家族の方全てが希望と夢に溢れた壬虎(みずのえとら)年の春を迎えられますことを念願し、恒例の今年の十大ニュースを併記し年末のご挨拶とさせて頂きます。
十大ニュース(マリンフードが選んだ)
2021年
- 1位
- コロナ禍2年目、疲弊の中ワクチン接種が進むが、懸念材料山積。
- 2位
- 一年遅れの東京オリンピック無事終了し、日本過去最多の金メダル獲得。
- 3位
- 菅義偉総理が早期退陣し、岸田文雄新総理が就任。
- 4位
- 大リーグ大谷翔平選手が投打二刀流で空前の大活躍。
- 5位
- ジョー・バイデン新米国大統領誕生。
- 6位
- ゴルフ松山英樹・笹生優花選手メジャー初勝利。
- 7位
- 米・中2大強国拮抗の新時代到来。
- 8位
- 原油をはじめ、世界的な原料価格高騰。
- 9位
- 高津臣吾ヤクルト、球団20年振りで、セ・リーグとしても9年振りの日本一。
- 10位
- 真鍋淑朗氏、ノーベル物理学賞を受賞。
- 次点
- 温暖化愈々世界の気候に悪影響。
2020年
- 1位
- コロナ禍世界で猛威を振るい、政治・経済・社会生活激変。未だに収束せず。
- 2位
- 安倍総理在職最長を記録し退任。菅新総理就任。
- 3位
- 米国大統領選トランプ氏敗北し、バイデン氏当選。
- 4位
- 東京オリンピック延期。
- 5位
- 藤井聡太七段将棋界史上最年少で2冠達成。
- 6位
- 大阪都構想住民投票で2度目の敗北。
- 7位
- 英国EUを脱退。
- 8位
- 鬼滅の刃「小説」「漫画」「映画」で大ヒット。
- 9位
- 大坂なおみテニス全米オープン2度目の優勝で新スター誕生。
- 10位
- ソフトバンク日本一4連覇。
- 次点
- 香港一国二制度崩壊の危機。
2019年
- 1位
- 平成天皇退位し、新天皇即位。令和新時代スタート。
- 2位
- 台風15号、19号、21号など首都圏直撃し、記録的な被害続出。
- 3位
- 日本中を舞台にラグビーワールドカップ開催で大成功。
- 4位
- 10月に消費税8%から10%へ増税。
- 5位
- 日韓関係歴史的な悪化。修復の方策立たず。
- 6位
- 対中、対北朝鮮などトランプ劇場健在。
- 7位
- リチウムイオン電池開発で吉野彰氏がノーベル化学賞受賞。
- 8位
- G20サミット無事大阪で開催。
- 9位
- 大坂なおみ、渋野日向子など女子アスリート世界で大活躍。
- 10位
- イチロー日米野球界に大きな足跡を残して引退。
- 次点
- 中国の体制を問い、香港デモ収束せず。
敬具