季節のご挨拶
弊社取締役社長 吉村直樹より 年末のご挨拶 2020
拝啓今年の桜の季節に、十三才になる飼い犬「ムーミン(ミニチュアダックスフント)」が永眠しました。
東京で一人暮らしをしていた長男が、たまたまペットショップに遭遇し、ムーミンが飼って欲しいと見つめるので買った、と言う。二、三ヶ月後、家内が上京して息子の部屋に行くと、ムーミンが蹲っている。散歩に連れ出すと、怖がって歩かない。散歩経験がないからだ。これはマズイ。息子に世話は出来ない、と判断して大阪へ拉致して連れて帰った。以来、十三年間ムーミンは大阪箕面の我が家で飼われ続けた。
北海道、沖縄、東京、京都、九州、伊勢、東北、全ゆる旅に同行した。家内は東京に月2回程新幹線で往復するが、JRに280円支払って連れて行き、都内弥生町の別宅に泊まっていた。伊豆、軽井沢、那須方面も数知れない。旅に同行することが多かった次男は、ペット宿泊可能ホテルのリストと空室状況を承知していた。
頭のいい犬で、長男や次男が帰って来るよ、と言うと、夜遅くまで玄関で待機していた。体調を崩したのは昨年の夏頃だが、医者に見せると腫瘍が出来て余命はもう無い、と宣告された。暫く元気で医者を驚かせたが、それから半年後に他界した。他界の夜、家内はその気配を感じ取り、リビングに布団を敷いて添い寝し、深夜1時頃息を引き取った。
長く遺骨は遺影と共にダイニングのサイドテーブルにあったが、師走の慌ただしい中、庭の一角ソメイヨシノの樹の下に墓を作った。家内は、もう犬は飼わない、と言う。
賢誠院釋夢民犬童。
年の瀬、コロナに明け暮れた一年でしたが、一陣の風が通り過ぎ、遥か彼方へ去ってしまったように、朧げで頼りないことに胸打たれます。
今年一年も色々とお世話になり有り難うございました。平素の無沙汰をお詫びしますと共に、どうか皆様方ご家族の方全てが、希望と夢に溢れた辛丑(かのとうし)年の春を迎えられますことを念願し、恒例の今年の十大ニュースを併記し、年末のご挨拶とさせて頂きます。
十大ニュース(マリンフードが選んだ)
2020年
- 1位
- コロナ禍世界で猛威を振るい、政治・経済・社会生活激変。未だに収束せず。
- 2位
- 安倍総理在職最長を記録し退任。菅新総理就任。
- 3位
- 米国大統領選トランプ氏敗北し、バイデン氏当選。
- 4位
- 東京オリンピック延期。
- 5位
- 藤井聡太七段将棋界史上最年少で2冠達成。
- 6位
- 大阪都構想住民投票で2度目の敗北。
- 7位
- 英国EUを脱退。
- 8位
- 鬼滅の刃「小説」「漫画」「映画」で大ヒット。
- 9位
- 大坂なおみテニス全米オープン2度目の優勝で新スター誕生。
- 10位
- ソフトバンク日本一4連覇。
- 次点
- 香港一国二制度崩壊の危機。
2019年
- 1位
- 平成天皇退位し、新天皇即位。令和新時代スタート。
- 2位
- 台風15号、19号、21号など首都圏直撃し、記録的な被害続出。
- 3位
- 日本中を舞台にラグビーワールドカップ開催で大成功。
- 4位
- 10月に消費税8%から10%へ増税。
- 5位
- 日韓関係歴史的な悪化。修復の方策立たず。
- 6位
- 対中、対北朝鮮などトランプ劇場健在。
- 7位
- リチウムイオン電池開発で吉野彰氏がノーベル化学賞受賞。
- 8位
- G20サミット無事大阪で開催。
- 9位
- 大坂なおみ、渋野日向子など女子アスリート世界で大活躍。
- 10位
- イチロー日米野球界に大きな足跡を残して引退。
- 次点
- 中国の体制を問い、香港デモ収束せず。
2018年
- 1位
- 豪雨(西日本)、地震(大阪北部、北海道)、猛暑(全国)、台風(21号)等次々に日本列島を自然災害が襲う。
- 2位
- トランプ米国大統領世界を席巻する。
- 3位
- 平昌オリンピックで日本選手過去最多の13メダル獲得で大活躍。
- 4位
- 大谷翔平(野球)、大坂なおみ(テニス)、井上尚弥(ボクシング)、世界のプロスポーツ界で脚光を浴びる。
- 5位
- 大阪万博2025年開催決定。
- 6位
- 安倍総理森友文書改ざん問題に耐え第4次内閣スタート。
- 7位
- 日本スポーツ界の不祥事多発。
- 8位
- 日産自動車会長不当報酬問題で逮捕。
- 9位
- 東京築地市場83年の歴史に幕。豊洲へ移転。
- 10位
- 本庶佑教授がん治療への貢献でノーベル生理学・医学賞受賞。
- 次点
- 「平成」が2019年4月末日で終焉決定。
敬具