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季節のご挨拶

弊社取締役社長 吉村直樹より 年末のご挨拶 2023

拝啓
 今年の3月に米国ワシントン在住で、世界銀行勤務の次男が帰国した。珍しく7月の末までいると言う。仕事は時差で大変だが、今や何でもテレビ会議の世の中。
 暫く日本でゆっくりするのかと思いきや、いきなり姫路にある真言宗のお寺に入門して、阿闍梨の免状取得を目指す、と言う。土日だけの通いで可能との事。どうもネットで調べて来たらしい。それを聞いた妻君が、私も一緒にチャレンジすると声を揃える。
 おい、おい、どうなっているんだ、とあっと言う間に我が家は宗教モードに早変わり。
 次男は東京に滞在して、金曜の夜帰阪し、月曜の朝帰京する。いずれにしても、我が家のアチコチで般若心経、大日経、金剛頂経等が聞こえ、お鈴が鳴り、厳粛な空気が漂う。
 姫路のお寺に行かない土日もあるが、そんな時は本山高野山に赴いたり、四国八十八箇所巡りにチャレンジしたりする。アタシに声が掛かる時もあるが、パス、パス、パス。
 あれよあれよと言う間に、3ヶ月半で二人揃って無事「阿闍梨」の称号を取得。
 師匠からは、『お見事!』とのお褒めの言業。次は正月の護摩焚きの修行らしい。
 しかし、当わが家の宗派は浄土真宗なんだが、どうしたものだろう?いや待てよ、長崎のお寺には、ご先祖様代々が眠っておられるが、その寺は確か禅宗。
 何が何だかよく分からないまま、我が家もちょっとした宗教戦争、いや宗教騒動。帰米した次男は、この年末、正月の護摩焚き目指して帰日の計画。

 年の瀬、一陣の風が通り過ぎ、遥か彼方に去ってしまったように、朧気で頼りないことに胸打たれます。
 今年一年も色々とお世話になり有り難うございました。平素の無沙汰をお詫びしますと共に、どうか皆様方ご家族の方全てが希望と夢に溢れた甲辰(きのえたつ)年の春を迎えられますことを念願し、恒例の今年の十大二ユースを併記し年末のご挨拶とさせて頂きます。


十大ニュース(マリンフードが選んだ)

2023年

1位
コロナ5類へ移行し、インバウンドも含め経済活動が急回復へ向う。
2位
急激な円安で原料・エネルギーコスト上昇し、諸物価高騰。
3位
突然イスラエル・パレスチナ紛争が勃発。
4位
岡田阪神38年振りに日本一。
5位
ロシア・ウクライナ戦争終結せず。 
6位
将棋の藤井聡太、史上初の八冠制覇。
7位
日本野球WBCを制し、3度目の世界一。
8位
大谷翔平大リーグで日本人初のホームラン王と2度目のMVP。
9位
原発処理水放水に中国嫌がらせ。
10位
中古自動車販売ビッグモーターの数々の不正が暴かれる。
次点
ジャニーズ騒動、日本列島を走る。

2022年

1位
ロシア侵入によるウクライナ戦争勃発。
2位
32年ぶりの急激な円安が進行し、諸物価高騰。
3位
安倍元総理暗殺され、国葬執り行われる。
4位
コロナ禍3年目で規制緩和あるが感染者止まらず。
5位
大谷翔平(エンゼルス)、村上宗隆(ヤクルト)、オリックス日本一などプロ野球人気衰えず。 
6位
北京冬季オリンピックで日本選手過去最多の18メダル獲得で大活躍。
7位
英国エリザベス女王逝去96歳。在位70年7ヶ月。
8位
統一教会、大臣不祥事問題等で岸田内閣低支持率。
9位
北朝鮮がミサイル連発、Jアラート発動。
10位
サッカーワールドカップ、日本がドイツ、スペイン撃破で予選突破。
次点
知床観光船沈没で死者・不明者26名。 

2021年

1位
コロナ禍2年目、疲弊の中ワクチン接種が進むが、懸念材料山積。
2位
一年遅れの東京オリンピック無事終了し、日本過去最多の金メダル獲得。
3位
菅義偉総理が早期退陣し、岸田文雄新総理が就任。
4位
大リーグ大谷翔平選手が投打二刀流で空前の大活躍。
5位
ジョー・バイデン新米国大統領誕生。 
6位
ゴルフ松山英樹・笹生優花選手メジャー初勝利。
7位
米・中2大強国拮抗の新時代到来。
8位
原油をはじめ、世界的な原料価格高騰。
9位
高津臣吾ヤクルト、球団20年振りで、セ・リーグとしても9年振りの日本一。
10位
真鍋淑朗氏、ノーベル物理学賞を受賞。
次点
温暖化愈々世界の気候に悪影響。

敬具