昔ながらの製法で作る手作りチーズ。マリンフードにも小さなチーズ工房があり、手作りチーズの開発に取り組んでいます。ここでは、手作りチーズの製法についてご紹介いたします。
乳は生まれたばかりの赤ちゃんに必要な、すべての栄養素を含んだ食品です。その乳から水分を抜き、固めたものがいわばチーズです。
100gのチーズを作るには、約1L(1,000g)の乳が必要です。
つまりチーズは乳のおいしさと栄養素を10倍に濃縮したと言っても過言ではありません。
牛乳を飲むとおなかがごろごろする、という方もチーズなら大丈夫。
おなかの調子が悪くなるのは、牛乳に含まれる「乳糖」という成分を分解する酵素の分泌量が少ないため、うまく消化することができないからです。
乳糖はチーズの製造過程で水分とともに、ほとんどが排出されます。また残った乳糖も熟成と共に分解され、乳酸になります。
チーズの20~30%を占めるタンパク質は、体に必要なアミノ酸をバランスよく含み、タンパク質の中の王様とも言われています。
チーズには人間が体内で生成することができな必須アミノ酸も含まれています。
チーズにはビタミンAとビタミンB2が多く含まれています。ビタミンAは皮膚や粘膜を守り、視力の維持や免疫力を高めます。
ビタミンB2は体内の脂肪を分解・燃焼させ、体の成長や疲労の回復に役立ちます。
チーズの脂肪は、食感や香りに影響を与えています。「脂肪」=太るというイメージが強いですが、チーズの脂肪は細かい球状で燃焼しやすい形をしているため、速やかにエネルギーに変換されます。
また、脂肪は腹持ちが良いので、ダイエット中のおやつにチーズはピッタリです。
「チーズと言えばカルシウム」というイメージがあるほど、チーズには豊富にカルシウムが含まれています。
100gあたり700mg前後のカルシウムが含まれており、吸収率も高いことが特徴です。カルシウムは出血時の血液凝固や筋肉の収縮活動、神経の伝達など様々な働きに関与しています。
これほど栄養バランスに優れたチーズですが、残念ながらビタミンCとD、食物繊維は含まれていません。
そのため、野菜とチーズのサンドイッチや、クリームチーズとフルーツというような組み合わせで食べれば、美味しく効率的に栄養を補給することができます。
マリンフードが取り扱っているチーズのラインナップをご紹介します。
ナチュラルチーズを短冊状にカットして販売。熱をかけると溶けやすく、ピザ、グラタン、ハンバーグ、カレー、サラダなどのトッピングに幅広くお使いいただけます。
プロセスチーズを1枚ずつ個包装した商品です。生食用、とろけるタイプ、ミルクの風味豊かなモッツァレラタイプ、コレステロールをカットした弊社独自配合の加熱用とろけるタイプなど様々なタイプがあります。
ひとつひとつかわいく包んだキャンディタイプのチーズ。お子様のおやつやお酒のおつまみに最適です。プレーンの他、カマンベール入りやブラックペッパー、アーモンドなど様々なフレーバーがあります。
1つずつ個包装されたベビータイプの商品です。カラフルなデザインパッケージで、プレーンやアーモンド入り、カマンベール入りなどの定番商品から、クリームチーズ風味のデザートタイプなどのフレーバーがあります。
ナチュラルチーズあるいはプロセスチーズをダイス状にカットした商品。製菓・製パンやハンバーグの練り込み用として、そのままサラダ等のトッピングやオードブル用としてなど、様々な加工食品に幅広くお使いいただけます。