2023年1月20日
お客様よりいただいておりますお問い合わせの中で、トランス脂肪酸に関するものについてお答え致します。
マリンフードの商品はどれくらいの量のトランス脂肪酸が含まれていますか?
マリンフードのマーガリンなどスプレッド類について、トランス脂肪酸含有量の分析結果は以下の通りです。(数値は、原材料やその加工処理工程により変動するため、参考値です。)
ガーリックマーガリン160g | 0.05g |
ガーリックマーガリン80g | 0.05g |
ソフトマーガリン150g | 0.06g |
たらこスプレッド150g | 0.12g |
私のフランス料理150g | 0.09g |
私のフレンチトースト160g | 0.06g |
はちみつシュガーバターブレンド160g | 0.09g |
例えば、ガーリックマーガリン160gの場合、食パン1枚分(10g)でトランス脂肪酸の量は0.05gになります。
トランス脂肪酸の摂取量の目安はありますか?
WHO/FAO合同専門家会議の報告書では、トランス脂肪酸の摂取量は1日当たりの総エネルギー摂取量の1%未満とするように勧告されております。
例えば、1日2000kcalのエネルギーを摂取する人であれば、1日のトランス脂肪酸の摂取量の目安は約2.2g未満となります。
例えば、1日2000kcalのエネルギーを摂取する人であれば、1日のトランス脂肪酸の摂取量の目安は約2.2g未満となります。
日本人のトランス脂肪酸の摂取量は少ないとはどういうことですか?
上記の数値に対して、日本人の現状(総エネルギー摂取量の0.3~0.6%)はこれを下回っています。一方、アメリカ人の現状(同2.6%)はこの値を上回っています。日本人の通常の食生活では、トランス脂肪酸を含む食品を大量に摂取しない限り、健康への影響は特に問題ないと言われております。
トランス脂肪酸はどのような食品に含まれていますか?
トランス脂肪酸は、下記の様な工程で精製することが知られています。
①植物油等の加工の際、水素添加の過程で生成。
②植物油等の精製の際、脱臭の過程で生成。
③油を高温で加熱する調理過程で生成。
④自然界では、牛などの反すう動物の肉や乳にも微量含まれます。(反すう動物の反すう胃内のバクテリアの働きで生成します。)
加工・精製された油脂(①②で生成)を原料とするマーガリンやショートニング、及びこれらを原材料に使用した各種加工食品、その他にバターなどにもトランス脂肪酸は含まれています。
①植物油等の加工の際、水素添加の過程で生成。
②植物油等の精製の際、脱臭の過程で生成。
③油を高温で加熱する調理過程で生成。
④自然界では、牛などの反すう動物の肉や乳にも微量含まれます。(反すう動物の反すう胃内のバクテリアの働きで生成します。)
加工・精製された油脂(①②で生成)を原料とするマーガリンやショートニング、及びこれらを原材料に使用した各種加工食品、その他にバターなどにもトランス脂肪酸は含まれています。
マリンフードではどのような取り組みをしていますか?
マリンフードでは、製品中のトランス脂肪酸を低減させる取り組みを続けております。具体的にはトランス脂肪酸の発生源となる「部分水素添加油」の含有量が少ない油脂に置き換えることで、製品中のトランス脂肪酸含有量を低減させております。
マリンフードでは、お客様が安心して製品をお召し上がりいただけるように、今後も製品の開発や情報提供の取り組みを続けて参ります。
マリンフードでは、お客様が安心して製品をお召し上がりいただけるように、今後も製品の開発や情報提供の取り組みを続けて参ります。
参照