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新聞 日本食糧新聞 2024年12月27日(金)

「スティリーノ」シリーズ拡充 食の持続可能性へ寄与

 ギリシャ語の「ステノ(未来)」と「ティリ(チーズ)」を組み合わせ、「未来のチーズ」の意味を込めて2007年に誕生したマリンフードのチーズ代替素材「スティリーノ」。「冷めても軟らかい」「低コレステロール」「安定した価格」といった乳由来のチーズにはない特性に加え、製造工程における環境負荷が低いという植物由来の食品ならではの付加価値により、名称の通り食の持続可能性を支える「未来のチーズ」としての期待を高めている。多業態からの旺盛な需要を受け、来期は年明けからシリーズ新作を投入してラインアップを拡充。「食味」「健康」「価格」「環境」など多彩な切り口で価値拡大を図りながら、市場開拓を進めていく。
 今期は外食産業の回復などを背景に業務用で「スティリーノ」の需要が広がっており、10㎏タイプの「スティリーノブロック」の売上げ(1~11月)は前年比146.0%増、1㎏タイプの「とろ~りとろけるゴーダチーズブレンド」も同103.9%増と大幅に伸長。昨今のコスト高からナチュラルチーズよりも安価な「スティリーノ」に切り替えるケースが増えているほか、「スティリーノブロック」を原材料として使用する食品加工業者との取引増加などが寄与した。
 冷めても硬くならない物性から、ベーカリー、デリ、テークアウト、ケータリングなどでの需要も増えており、来年1月には業務用の新製品として1kgタイプの「DXコレステロール95%オフヘルシーシュレッド」をシリーズ新作として発売する。同品はチーズの乳脂肪を植物性油脂に置き換えた「スティリーノ」を100%使用することで、一般的なゴーダチーズ(日本食品標準成分表2020)との比較でコレステロール95%カットを実現。焼成すると滑らかに溶け、食欲をそそるキツネ色の焦げ目も付けることができる。
 2007年、空前の原料チーズ価格急騰による苦境打開策として代替チーズ市場に挑み、同カテゴリーのトップシェアを誇るリーディングカンパニーへと成長を遂げたマリンフード。「イミテーション(模倣)チーズ」や「アナログ(類似)チーズ」と呼ばれていた当時の代替チーズにはない「未来のチーズ」として新たな価値を創造し、「スティリーノ」のさらなる可能性を追求する。


DXコレステロール95%オフヘルシーシュレッド

DXコレステロール95%オフヘルシーシュレッド1kg