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パブリシティ

新聞 日本食糧新聞 2024年12月2日(月)

色物スプレッドに注力

ガーリックバターブレンド
 マリンフードは今期、得意とする色物スプレッドのリニューアルで市場活性化を図っている。
 春から秋にかけ、「うにバターブレンド」「ガーリックバターブレンド」「はちみつバターブレンド」「燻製バターブレンド」の4種類を既存品に代わる新シリーズとして投入。こだわり抜いた味わい、汎用性の高さ、手頃な価格などの訴求力を高め、高度化・多様化するニーズに応じていく。
 同社のマーガリン・バター類の1~10月業績は、金額ベースで前年比2桁増、物量ベースでも前年比増と好調に推移。家庭用はPB品のアイテム数増加が売上げに寄与し、特に「ピュアラード」「ガーリックバターブレンド」など簡便性の高いチューブタイプのPB展開が奏功した。PB部門に関しては金額ベース・物量ベースともに同2桁増を達成している。
 業務用も金額ベース・物量ベースで前年を上回って推移。使い勝手のよいマルチタイプマーガリン「ミルクマリン」が外食産業の回復とともに需要を伸ばし、バター50%配合のコンパウンドスプレッド「バターブレンド50EX食塩不使用」も昨今のバター価格高騰を受けて動きが良くなった。
 今期は独自のフレーバー展開で支持を集める色物スプレッドのさらなるクオリティー向上を目指し、既存フレーバーの配合や風味の見直しを実施。4月発売の「うにバターブレンド」は、従来品よりも滑らかに仕上げることで口当たりの良さや料理のあえやすさを高めた。
 同月発売の「ガーリックバターブレンド」は、1996年の発売から約2600万個を売り上げる「ガーリックマーガリン」にバターをブレンドすることでさらなる風味向上を図った。
 10月発売の「燻製バターブレンド」は、燻製専用設備と燻液漬け込み専用設備の両方を持つ強みを生かし、同品の魅力であり特徴でもある燻香のブラッシュアップを実施。長年培った油脂加工技術を基に原材料の配合も見直し、おいしさを高めつつ大幅なコストダウンも実現させた。