雑誌
乳業ジャーナル 2024年11月号(11月20日(水)発行)
マーガリンはチューブタイプ大幅伸長
24年度の家庭用バターは物量ベースでほぼ前年並み、金額ベースでは2けた増で推移している。タイプ別でみるとノーマルは金額ベースで15%近く伸長し、物量も前年実績をクリアした。総括として4月の価格改定が浸透し、物量も落ちず全体的に堅調な動きとなっている。
フレーバータイプでは主要取扱品である「うにバター」と「はちみつバター」をそれぞれ「うにバターブレンド」「はちみつバターブレンド」へリニューアルが成功。社内キャンペーン対象商品で販売強化に注力する。独自製品の燻製タイプは金額で約3.5倍、物量も3倍近い大幅増となった。全体の母数は大きくはないが、主要販売先が海外へとシフトしており、出荷増に繋がった。
業務用バターは金額で2割近く伸長し、物量も2けた以上増となった。家庭用と同様、価格改定の効果により前年比を上回って推移している。また、今年から海外向けの新商品が増加要因として売り上げ増に貢献している。
マーガリン類は全体で金額が2けた増、物量も2けた近い伸びを示した。このうち家庭用は2けた以上増、業務用は2けた近い増加となった。家庭用はアイテム増によりチューブタイプ品の出荷が増加、業務用は外食業態へ新規採用されたアイテムがあり、ポンドタイプ品の出荷が好調だった。チューブは金額・物量とも3割以上増となり、ポンドは2割以上増と実績を高めた。下期はフレーバースプレッド類の秋の新商品である「ガーリックバターブレンド」「はちみつバターブレンド」「うにバターブレンド」を対象に7月~11月の期間で拡売キャンペーンを実施中。業務用シェアでトップブランドのホットケーキ類は新規OEMアイテムの増加から、金額・物量とも2けた以上増加した。
ラードについても、金額・物量とも前年比15%以上で増加中。国内在庫の逼迫感が続いており、同社への需要が増加している状況という。こうした中、原料供給に対応しながらできる限り安定供給を図っていきたいとしている。
フレーバータイプでは主要取扱品である「うにバター」と「はちみつバター」をそれぞれ「うにバターブレンド」「はちみつバターブレンド」へリニューアルが成功。社内キャンペーン対象商品で販売強化に注力する。独自製品の燻製タイプは金額で約3.5倍、物量も3倍近い大幅増となった。全体の母数は大きくはないが、主要販売先が海外へとシフトしており、出荷増に繋がった。
業務用バターは金額で2割近く伸長し、物量も2けた以上増となった。家庭用と同様、価格改定の効果により前年比を上回って推移している。また、今年から海外向けの新商品が増加要因として売り上げ増に貢献している。
マーガリン類は全体で金額が2けた増、物量も2けた近い伸びを示した。このうち家庭用は2けた以上増、業務用は2けた近い増加となった。家庭用はアイテム増によりチューブタイプ品の出荷が増加、業務用は外食業態へ新規採用されたアイテムがあり、ポンドタイプ品の出荷が好調だった。チューブは金額・物量とも3割以上増となり、ポンドは2割以上増と実績を高めた。下期はフレーバースプレッド類の秋の新商品である「ガーリックバターブレンド」「はちみつバターブレンド」「うにバターブレンド」を対象に7月~11月の期間で拡売キャンペーンを実施中。業務用シェアでトップブランドのホットケーキ類は新規OEMアイテムの増加から、金額・物量とも2けた以上増加した。
ラードについても、金額・物量とも前年比15%以上で増加中。国内在庫の逼迫感が続いており、同社への需要が増加している状況という。こうした中、原料供給に対応しながらできる限り安定供給を図っていきたいとしている。