新聞
乳業ジャーナル 2023年6月号(6月20日(火)発行)
スティリーノ大幅伸長し23年度新製品投入効果で続伸中
22年度(12月期)のチーズ類の販売実績は物量ベース4.8%増/金額ベース14.7%増と前年を上回った。23年1~4月までは物量ベース2.9%増/金額ベース29.7%増と金額で高い伸びを示している。植物性のチーズ代替商品のスティリーノ類は22年度物量ベースで14.9%増/金額22.9%増と実績を高めたが、さらに23年1~4月累計では物量ベース35.3%増/金額ベース69.9%増と飛躍的に伸長した。業績の内訳として家庭用は物量ベースで微減だったが、金額ベースでは22.7%増、業務用は物量ベース27.3%増/金額ベース63.7%増と回復が目立った。この結果構成比は家庭用:業務用=78:22となっている。
品目別(家庭用 実績は金額ベース)ではベビー8.3%増、スライス39.4%増、ストリング11.9%増、シュレッド11.4%増、スティリーノシュレッド80.5%増。今春発売したスティリーノ新商品群の販売動向については「コレステロール98%オフヘルシーシュレッド」「モッツァリーノブレンド」および既存からのリニューアル品である「ゴーダチーズブレンド」が各4量目(200g、300g、500g、1kg)で発売されており、その中でも「コレステロール98%オフヘルシーシュレッド」は97%オフ品から、「ゴーダチーズブレンド」は既存品からの切替で採用が広がっている状況。業務用は昨年10月の入国緩和や新型コロナウイルス感染拡大の収束感から、主に外食向けに使用される業務用シュレッド類が大幅に増加している。シュレッドチーズ物量32.7%増/金額81.3%増、スティリーノシュレッドは物量44.4%増/金額ベース80.5%増と好調。海外市場は23年4月累計実績で、金額で3.4%増の推移。主力商品であるキャンディチーズが前年から減少しているが、大手量販の海外店舗向けの実績で前年比61.4%増と減少分をカバーしている状況。23年度のチーズ製品売上目標は前年比7.5%増。物性、味覚・風味の向上及び収益面の改善策として、スティリーノシュレッドに使用する生地について、コレステロール98%オフ配合品へ統合する取組みを進めている。
品目別(家庭用 実績は金額ベース)ではベビー8.3%増、スライス39.4%増、ストリング11.9%増、シュレッド11.4%増、スティリーノシュレッド80.5%増。今春発売したスティリーノ新商品群の販売動向については「コレステロール98%オフヘルシーシュレッド」「モッツァリーノブレンド」および既存からのリニューアル品である「ゴーダチーズブレンド」が各4量目(200g、300g、500g、1kg)で発売されており、その中でも「コレステロール98%オフヘルシーシュレッド」は97%オフ品から、「ゴーダチーズブレンド」は既存品からの切替で採用が広がっている状況。業務用は昨年10月の入国緩和や新型コロナウイルス感染拡大の収束感から、主に外食向けに使用される業務用シュレッド類が大幅に増加している。シュレッドチーズ物量32.7%増/金額81.3%増、スティリーノシュレッドは物量44.4%増/金額ベース80.5%増と好調。海外市場は23年4月累計実績で、金額で3.4%増の推移。主力商品であるキャンディチーズが前年から減少しているが、大手量販の海外店舗向けの実績で前年比61.4%増と減少分をカバーしている状況。23年度のチーズ製品売上目標は前年比7.5%増。物性、味覚・風味の向上及び収益面の改善策として、スティリーノシュレッドに使用する生地について、コレステロール98%オフ配合品へ統合する取組みを進めている。