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パブリシティ

新聞 日本食糧新聞 2022年2月28日(月)

「在宅」ニーズつかむ

マリンフード新作ワッフル 自家用スイーツ

ベルギーワッフル

豊かなバター風味の
ベルギーワッフル(冷蔵)

 マリンフードは3月の新商品として、バターの芳香としっとり食感にこだわった「豊かなバター風味のベルギーワッフル」を発売。在宅時間の質的向上を求める新常態下の消費者に向け、「ごほうび消費」や「癒し消費」を満たす自家用スイーツとして訴求するとともに、コロナ禍中に新たなトレンドとして生まれた「0.7食」や「分食」といった "おやつ以上食事未満" の食ニーズにもアプローチする。卵やバターなどの自然な風味を生かすため、極力シンプルな素材を使用。程よい甘さのため、スイーツとしてだけではなく、ハムやチーズと合わせたスナッキングフードとしても活用できる。イーストで発酵させた生地ならではのやわらかな弾力と、しっとりした口当たりの良さが特徴。個包装の封を開けてそのまま食すこともできるが、軽く温めるとバターの香りが一層引き立つ。1枚(45g)当たり約174キロカロリー。自身の空腹度に合わせ、一日4~6回に分け喫食する「分食」を食事スタイルとする消費者に最適なサイズとなっている。メーンはB to Bだが、B to C向けに少量販売が可能なECも展開。
 同社が展開する商品は年間約200種類。時代に即した商品開発を適宜行うことで、事業の新陳代謝を活性化させている。新市場開拓の可能性があれば、若手のアイデアでも積極的に採用するボトムアップ型の商品開発体制が整っており、本新作も20~30代の若手チームが担当した。「製造に必要な機械選定を伴う初めてのベルギーワッフル開発だった。初めてづくしをチームで分担し、発売までこぎつけることができた。ぜひ温めて召し上がっていただきたい」(開発担当者)との思いだ。