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パブリシティ

新聞 日本食糧新聞 2022年12月21日(水)

スティリーノ 低コストでヘルシー

ベビーチーズブレンド5種類

ベビーチーズブレンド5種類

 マリンフードは2007年に独自開発しその後進化を続けるチーズ代替素材「スティリーノ」で、チーズ価格高騰に対応。チーズに含まれる乳脂肪を植物油脂に置き換えることで低コスト化を実現し、コレステロールカットなど健康価値も付与。リーズナブルでヘルシーな次世代チーズとして提案し、物価高で厳しい状況の家計を支える。
 2022年1月~11月チーズ部門の実績は、金額ベースで前年比12.7%増、物量ベースで同4.9%増と好調に推移。原材料費の上昇などで各社値上げを実施する中、チーズより価格を抑えて提供できるスティリーノ配合商品の需要が拡大した。
 家庭用はベビーの大手量販店向けPB品のラインアップが増え、金額ベースで同17.3%増、物量ベースで同11.8%増と2桁の伸長。10月にはスティリーノ配合の「ベビーチーズブレンド」5種類を販売しNB品も拡充。「草原のささやき ベビーチーズブレンドプレーン」「至福の時 同アーモンド入り」「美食家の夢 同カマンベール&ブルーチーズ入り」「神々のきまぐれ 同スモーク&サラミ入り」「岬の灯台 同鉄分入り」と、フレーバーを自然や気分に比喩したネーミングで独自性を出す。シュレッドはスティリーノ配合商品が伸長し、直近の10月~11月は新製品が支持され、金額ベースで同60%増、物量ベースで同47.1%増を達成。業務用では行動規制緩和で居酒屋業態などが動き始めた。ストリングは大手寿司業態でスポット受注があり、金額ベースで同197%増、物量ベースで同209.4%増。不安定な原料事情が続くことを想定し、引き続き価格訴求力のあるスティリーノ最新製品を用意し拡販する。