新聞
フジサンケイビジネスアイ 2020年9月18日(金)
コアコンピタンスで存在感、業績拡大
審査委員長賞 マリンフード
代表取締役
吉村 直樹社長
「コアコンピタンス」を掲げてオンリーワン商品の創出に力を注ぎ、毎年200種類の新商品を発売する。売り上げの約60%が開発5年以内の新商品だ。動物性原料を使わない「ヴィーガン食品」やチーズの代替品、「燻製バター」などで独自のマーケットを形成。ヒット商品がめまぐるしく変わるなど、し烈な競争が続く食品業界の中で存在感を放つ。
研究部門は開発だけでなく品質管理も担う。自ら製品を生み出し、流通させる達成感と製品への責任感・愛着を持ってもらうためで、仕事の幅を拡大し多様な能力開発にも役立てている。 全社員対象のパソコン大会やプレゼンテーション大会などを開いて社員のスキルアップを強化。若手社員の経営参画を進めるための各種プロジェクトにも取り組んでいる。