新聞
日本食糧新聞 2010年10月25日(月)
「チョコフォンデュ」順調
戦略商品に位置づけ
このジャンルの新商品では、家庭用で従来の200g入りに加え、ニーズの高い小家族向け80g入りプレーンタイプを追加。さらにインパクトの強いレッドチョコフォンデュとして「赤い恋人」(容器付き200g)を新発売した。同品は、天然色素で赤く色づけしたホワイトチョコレート風味のフォンデュで、イチゴやフレッシュフルーツはもとより、マシュマロやクッキー、ポテトチップスなど幅広い食材に合う汎用性も特徴となっている。
同社はマーガリンのほか、チーズとホットケーキの3本柱で展開し、「チーズフォンデュ」も好調に推移している。そこで今秋、容器付きタイプ150g入りとシュレッドタイプ110g入りの2品を追加。チーズソースタイプ(80g・20g)と合わせ4品のラインアップとなった。さらに新カテゴリー商品として「トマトチーズフォンデュ」(200g)も発売し、チョコとチーズとトマトで相乗効果を図っていく計画だ。
フォンデュ類の新商品は10月以降、順調に配下が進み、当初の生産計画の大幅見直しを強いられているという。さらに自社通販によるギフトカタログでは、フォンデュ鍋とセット商品をラインアップするなどで、需要のすそ野拡大を図っていく。 ホットケーキの部門でも、話題の米粉で「ホットケーキ」を12月初旬、新発売する計画という。