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パブリシティ

雑誌 納税月報『メーカー探訪』 2005年4月号(No.688)

「マリンフード株式会社」

豊能納税協会理事
創立 1957年(昭和32年)
本社 大阪府豊中市豊南町東4-5-1
URL  https://www.marinfood.co.jp/
マーガリンやチーズをはじめとする加工食品のメーカーです。業務用のマーガリンにおいては業界トップのシェアを誇り、家庭用でも細やかなニーズに応える製品を開発、製造しています。今回は、代表取締役社長の吉村直樹さんにお話を伺いました。

お客様の声に真撃に応え食の新世界を切り開く
 昭和32年にマーガリンの製造・販売会社として創業しました。以来、マーガリンを主力に、さまざまな製品を開発・製造してきましたが、現在ではチーズ類や、ホットケーキなどの加工食品も製造しています。
 当社は、元々は主に業務用の食品を製造していましたが、15年前からは、家庭向け製品の製造・開発も手掛けています。業務用製品の世界では、大きなシェアを持ち、多くの取引先から信用を得ることができていましたが、家庭用となるとほとんど手探り状態でした。
  とはいえ、買っていただくお客様に満足していただくという根幹には違いはありません。まずは、消費者の皆さまがどんな製品を求めているかを調べる必要があると考え、多くのモニター様の意見を聞き、積極的に新製品の開発や従来の製品の改良にフィードバックを行っています。業務用でも家庭向けでも、細やかなニーズに応えられることが、当社の強みだと思っています。また、お客様のニーズにそった製品を開発できたとしても、製品時の品質が良くなければ製品としては意味がありません。製品としての完成度と品質の高さを維持するためには、充分に気をつかっています。
  より良い製品を開発、製造し、そして販売していくには、全社員が一丸となって会社の目的を共有している必要があります。当社では、毎年、その一年の経営方針、目標を緻密に書き込んだ事業発展計画書を作成しています。その計画書をもとに、全国に散らばる社員を集めた事業発展計画発表会を執り行っています。その結果として、社員全員が力をあわせて目標を達成する事ができるようになり、より活力のある会社となっていると思います。
 食は、"人に良い"と書きます。これからも消費者の皆さまにより良い食生活を提案できる会社として、開発・製造に力を注いでいきたいと思っています。

 
(1) 原材料の油脂と、味や香りを添える素材をタンクの中で撹拌します。各タンク内は、コンピューターによって最適な状態に温度管理されています。
 
(2) タンク内で撹拌された原料ミックス液は、工場内に張り巡らされたパイプを通って、冷却されたマーガリンとして、ポーション容器に充填されていきます。
 
(3) シート状につながっているポーション容器は、マーガリンを詰められた後、上蓋を取り付けられ、一つずつ丸く打ち抜かれます。
 
(4) 自動集積機により中箱に詰められ、包装ラインに運ばれていきます。すべての工程が効率よく機械化されています。
 
(5) たくさんの種類があるポーション容器に入ったマーガリンは、日本全国のレストランやホテルなどでも利用されています。