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パブリシティ

新聞 日本食糧新聞 2004年5月24日(月)

今期も12%増と順調 色物マーガリンが定着

 マリンフード(株)(大阪府豊中市、06・6333・6801)の今期1〜4月中旬までのマーガリン類売上高は、金額ベースで前年比12%増、物流ベースで同10%増と好調に推移している。
  同社はかつて外食店など業務用を中心に展開してきたが、近年はガーリックマーガリンをはじめとするいわゆる「色物」マーガリンを中心に家庭用での販売量を増やし、前12月期でも家庭用のウエートが約2割にまで高まっている。今期も業務用が金額ベースで前年比1〜2%増に対し、家庭用は同2〜3割増と飛躍的に伸長。
 さらにポーションのバター・マーガリンでもトップシェアを占め、こうした商品群は前年並みで推移している。
 商品別では、売れ筋商品の「ガーリックマーガリン」が堅調な伸びを示しているほか、フレンチレストランの味を再現した「ブールコンポーゼ・ド・パリ」など、多様に発売した色物商品が相乗効果を生んでいる。またOEM生産を行っている一流ホテルブランドの商品など差別化商品が好調。一方で量販店や生協のPB商品のウエートも高まるなど、価格対応型商品も好調に推移している。
 今後は、春の新商品「カマンベールチーズとバター風味のマーガリン」とポーションタイプの「バタークリームホイップ」、リニューアルした「胡麻いっぱいバターブレンド」3品の定着を図るほか、油脂原料の価格高騰を受けて、業務用商品を中心に値上げや値締めの実施も課題となっている。