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パブリシティ

新聞 食品産業新聞 2003年5月29日(木)

主力品が堅調に推移

新製品「ブールコンポーゼ」を育成

マリンフード
 同社のマーガリン製品の状況は、主力のガーリックマーガリンが堅調に推移する中、一昨年の家庭用「胡麻いっぱいバターブレンド」や「はちみつシュガーバターブレンド」、昨年の業務用「バターブレンド50」など新製品が寄与し、売り上げは健闘している。
 一方の利益面は、特に昨年は油脂原料相場が軒並み高騰して収益を圧迫、生産合理化やコスト削減では吸収できず苦戦した。今期(12月期)に入っても原料見通しは厳しいものがあり、同社ではこの6月から3〜6%の価格改定を行い、収益改善を図る構えだ。
 商品面では、少ロット対応力を生かし、工程の複雑なガーリックやマスタードなど"色もの"マーガリンを強みとし、色もの市場でトップシェアを占めている。今期の新製品は今年初めに仏料理調味素材「ブールコンポーゼ・ド・パリ」(家庭用180g、業務用900g、ポーション11g)を投入。同商品はエシャロットやエストラゴン(タラゴン)など一般家庭では入手困難な原料を厳選使用し、フランスを代表するソースのひとつ、「ブールコンポーゼ」を再現した。ワンラックアップの色ものマーガリンとして位置付け、主力のガーリックに次ぐ柱としての育成を目指す。
 販売施策では、8月から11月にかけてブールコンポーゼを含む色ものマーガリン5種を対象に高級食材が当たる消費者キャンペーンを予定している。