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パブリシティ

新聞 日本食糧新聞 2003年1月17日(金)

マリンフード本格フレンチのバターベースソース

「ブール・コンポーゼ・ド・パリ」新発売
ガーリックに次ぐ「根幹商品」に育成

 マリンフード(株)は、魚介・肉・野菜類のソテー・グリエなどに使う本格フレンチのバターベースソース「ブール・コンポーゼ」が手軽に楽しめる、ハーブ入りマーガリン「ブール・コンポーゼ・ド・パリ」を、12月から全国で新発売した。同社は「ガーリックマーガリン」で、いわゆる「色ものマーガリン」市場でトップシェアを占めているが、同品をガーリックに次ぐこの市場での根幹商品に育成させていく考えだ。
 同品は、バターと生クリームをブレンドしたソフトタイプマーガリンに、生のまますりおろしたエシャロットとガーリック、粒入りマスタード、アンチョビ、エストラゴン、パセリなど、一般家庭では入手しにくい本格的な原料を絶妙なバランスで配合したこだわり商品。商品内容にふさわしく、外箱もフランスを代表する深い紫を基調にしたことで、シックで豪華な、ひときわ目を引く商品に仕上がっている。
 開発に当たって同社は、フレンチのシェフ達が秘伝のレシピで競い合っている「ブール・コンポーゼ」本来の味をできる限り再現しようと、一流ホテルやレストランのシェフたちに意見を聞いて何度も味見してもらい、「完成した味」と太鼓判を押すまで、味と風味を高めた。苦労したのはエシャロットの大量入手が困難だった点で、オランダから安定確保できるルートが確立し、解決したという。
 凝った商品のようだが、同品の用途は以外に幅広く、ステーキや若鶏のグリル、魚介類・野菜のソテー、ワイン蒸しの仕上げに使用するほか、ベシャメルソースやグラタン、コロッケに練り込んだり、スプレッドとして焼いたトーストに塗るなど、本格高級料理はもとより、お手軽料理にも相性が良いのも特徴だ。
 商品は家庭用(内容量180g、標準売価400円)と業務用(内容量900g)の二品。新しいタイプの商品だけに、同社は「まず料理例を紹介することから始めよう」と、家庭用商品では料理写真を外箱に印刷するだけでなく内箱にもレシピを添付した。居酒屋やファミリーレストランなどの庶民的な店に、手軽で本格的なフレンチメニューを提案しながら、地道に普及させていきたいとしている。