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社内報マリン

マリンフードでは年に3回社内報を発行しています。社内報の一部の記事をご紹介します。

第69期事業発展計画発表会(令和7年4月1日号)

指針「新たなる希望~スター・ウォーズ(星間戦争)~」

取締役社長 吉村 直樹 


事業発展計画発表会
一. 2024年の世界
 昨年将棋の藤井七冠のライバル永瀬九段の文章を読んだ。『焦る仕組みが分かった。それは未来を見てるから』と言う。不思議な言葉使いをする人だ。皆、将来の夢を見ようと騒いでいるのに。『藤井さんは、今のことしか考えていない。常に、今を全力で生きる。』そう言えば、大谷翔平も今だけに生きると言っていた。

二. 世界最高の国ランキング
 米国のUSニューズ&ワールド誌が、世界89か国、17,000人に「世界最高の国はどこか」と毎年アンケートを取っている。
 昨年の1位スイス、2位日本、3位米国、4位カナダ、5位オーストラリア、6位スウェーデン、7位ドイツ、8位英国、9位NZ、10位デンマーク。

三. 新たなる希望~スター・ウォーズ(星間戦争)~
 物価上昇を勘案して、興行収入史上2位の1兆円を稼いだと言われる映画界の世界の歴史に残るSF映画の金字塔『スター・ウォーズ』の第1作のタイトル。

四. 昨年の事業報告
 売上は363.2億円(前期比100.4%)。
 昨年登場した新アイテムは214、スクラップ商品は197。昨年末の総従業員は657名(前期末642名)。チーズ類の売上は、原料高騰の中、業界全体が前年を割った。スティリーノ類はシュレッド以外への拡がりが見られる。マーガリンは業界全体が再編の時期にあり、シリアル類は活性化の動きが見える。
五. 今年の方針
 売上目標は410億円。シュレッドチーズの減少が続く中、マーガリン業界再編の中、当社の得意分野(小型色物、中小型品)で存在感を示す。スティリーノ関連製品の幅を拡げる。シリアルの新しい世界を構築する。積極的なM&Aを駆使し、個性的な食品メーカーの地位確立を目指す。

六. 企業グループ大方針
Ⅰ.コアコンピタンス(核の力)
 重点主義、集中、差別化を標榜し、ナンバーワン、オンリーワンをたくさん作り磨きあげる。そして存在意義を明確に持つ。
Ⅱ.カスタマー・フォーカス(お客様第一主義)
 会社グループの真の支配層はお客様である。我社グループの存亡はお客様に委ねられている。グループ内の体制が全べてお客様に向かって開かれていなければならない。
Ⅲ.スピード(速さ)
 IT化とは革新的なスピード化ということだ。スピード化とは心と頭の中で決まる。優先順位の決定とスケジューリング(計画表の作成)と今すぐ立ち上がる行動力だ。今日できることは明日に延ばすな。たった今始めよ。
Ⅳ.マネジメント・バイ・ワンダリング・アラウンド(経営は歩き回りながら)
 得意先を、市場を、工場を、他工場を歩き廻る。自分の目で見、耳で聞き、肌で感じ、思考しながら歩き廻れ。金鉱を掘り当てよ。開拓者精神で未知と遭遇せよ。