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社内報マリン

マリンフードでは年に3回社内報を発行しています。社内報の一部の記事をご紹介します。

第66期事業発展計画発表会(令和4年4月1日号)

指針「王の樹~千年の土地の守り神~」

取締役社長 吉村 直樹 


一. 6つの企業の道
Ⅰ、本業
当社の事業の中核は食品とする。食品を開発し、生産し、探求し、販売する。
Ⅱ、成長拡大
当社グループの進化と当社グループに働く社員の幸福は、当社グループが永遠に成長拡大して行く過程に実現する。成長拡大目標を設定し、戦略戦術を駆使し続ける。
Ⅲ、創造
企業活動の創造とは、差別化、No.1の達成、付加価値の発見を継続し続ける力である。それは市場に新鮮な驚きを与えるものである。
Ⅳ、リエンジニアリング
修正することではなく、捨て去ること。白紙でやり直すこと、再出発。野武士のごとく、不連続思考で劇的な変化をもたらせなければ、活力漲る企業として生き残ることはない。
Ⅴ、発信
生き生きとした情報が、お客様の声が、工場現場の提案が、時代の風音が四六時中社内に還元され、会社の思想、理念が社会に向って表明され続けて、企業と社会が相互主義で未来へ結ばれる。
Ⅵ、共感=共生
企業は個の集合体である。1人1人が集団の中の役割を自覚し、与えられた職務に修練を積み、リーダーの示す方向に持てる能力を発揮出来れば、企業の祝祭が生まれる。

二. 王の樹
 木版画家星襄一は、新潟県北魚沼郡に生まれ、謄写版印刷業の傍ら孔版画を独学し、後年武蔵野美術学校を卒業する。海外の版画展に多数出展し、90年代以降はそれらが日本に逆輸入された。「王の樹」は最高傑作と自他共に認める。画面いっぱいに描かれた大樹は、輝く色彩と生命感溢れる堂々とした姿で、時代の移り変わりを幾年も優しく見守り続ける貫禄に畏敬を感じさせる。

三. 昨年の事業報告
 売上は291億円(前期比100.5%)。昨年登場した新アイテムは203、スクラップ商品は168。昨年末の総アイテムは1066。昨年末の総従業員は617名(前期末比102.2%)。チーズ類の全売上に占める比率は77.6%、バターマーガリン類が18.6%、シリアル類が2.6%だった。

四. 今年の指針
 売上目標は320億円。
 日本唯一、世界唯一の食品開発事業展開を目指し、ブランド育成に邁進する。

 A) 完成食品「チーズ」の繁栄と、「植物チーズ」市場の制覇。
 B) バター・マーガリンの融合を目指し、多彩な製品展開で新市場創造を目指す。
 C) 朝食に昼食にデザートにシリアル国際食への挑戦。
 D) 国内全食品メーカーとの共生の道を模索。
 E) 海外への道。当社永遠のテーマ。
 F) 豊穣なレシピの宇宙。
 G) ITに物流に革新に次ぐ革新。


五. お客様からのメッセージ
①いつも心より癒される時間に感謝。いつまでも愛され、喜ばれ続ける事を心より願います。
②美しい白...ってなんだ?と興味津々。生活をちょっと豊かにする情報を、楽しみにしています。
③マリンさんの商品が大好き。一つ一つのルーツを知りたくて『おいしいものコラム』がブームです。
④HPのトップに新しいバナーが登場して、一瞬で顔が綻びました。
⑤ガーリックMと私のフランス料理がコクのある料理作りに欠かせません。以前どのようにコクを出していたか思い出せません。
⑥ムービーを見るたびにマリンフードを好きになる気持ちが募っていきます......。