コラール 伊織
グラブハブによる、2021年に最も人気のあった食品注文
フード&ワインニュース
2021年7月2日
アリソン・フォックス筆
2021年7月2日
アリソン・フォックス筆
当社の報告書によると、BBQソース風味のカリフラワーのフライや、茸と豆腐入りのラーメンといった植物ベースのメニューの注文は今年17%上昇し、とりわけ、ヴィーガン・バーガーの注文は28%の上昇であった。ベジタリアンメニューの注文は、全体として55%上昇したという。
ヴィーガンメニュー注文のトップ都市はロサンゼルス、ニューヨーク、ポートランド、マイアミ、そしてフィラデルフィアであった。
ヴィーガン食品以外では、最も注文された食品リストは、第2位がタピオカミルクティー、続いてビリア・タコス(トルティージャをシチューに漬けた後に油で揚げたもの)、オムレツ、そして苺とバナナのスムージーであった。
昨年度に最も人気であったナシュビル風ホットチキンサンドイッチは、今年は第9位であった。
2021年は、人々は、ことサイドディッシュに関して、とりわけスパイシーな風味を好んだようである。ケージャン(ルイジアナ州に落ち着いた、フランス植民地であったカナダからの移民の料理。たまねぎ、ピーマン、セロリをベースとする)風のフレンチフライやコーンチャウダー、ハラペノ・バイツ(ハラペノ唐辛子をまぶしたチーズにパン粉をつけて揚げたもの)が人気であった。
デザートの一番人気は、チョコレートムースパイ。アルコールでは、人気のトップはダッチ・ラガー・ビール(ハイネケン、アムステルなど)、続いて日本酒、日本のビール、ハイビスカス・マルガリータ、ブラッドオレンジ・マルガリータなど。
その都市ならではの食べ物にこだわるトレンドも存続し、例えばフィラデルフィアではチーズステーキラップが最もよく注文されたメニューであり、シカゴにおいては、薄クラストのペパロニピザが何よりも人気であった。
報告書は、グラブハブの1月から6月までのオンライン注文に基づく。