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社内報マリン

マリンフードでは年に3回社内報を発行しています。社内報の一部の記事をご紹介します。

第64期事業発展計画発表会 (令和2年4月1日号)

【黎明】
取締役社長 吉村 直樹

1. ペリクレス
 世界で初めて民主国家を完成させたアテネ最盛期の最高指揮者ペリクレスの言葉が鮮やかだ。
 ① 我々は美を愛する。だが、節度をもって。
 ② 我々は知を愛する。しかし、溺れることなしに。
 ③ 我々は富の追求にも無関心ではない。自らの可能性を広げるために。
 ④ 政治に無関心な市民は静かさを愛する者とは見なされず、市民の義務を果たさない者だと見なされる。
 ⑤ 戦没者達は、このアテネの栄光と繁栄を守るためにその身を捧げた。

2. 黎明
 語義は「夜明け前」。まだ日は明けず、しかし仄かに曙の香りが漂う。
 新ブランド確立、新技術の獲得、新顧客の創造、IT武装、新工場の展開、海外進出など無数の課題が掘り起こされるのを待っている。
 背景画の日展最高賞画家、村井正之は青の色使いが独自の世界観を造り上げた。

3. 昨年の事業報告
 売上は253億円(前期比112.9%)。昨年登場した新アイテムは175、スクラップ商品は152。昨年末の総アイテムは943。昨年末の総従業員は521名(前期末比112.3%)。チーズ類の全売上に占める比率はさらに高まり73.1%。バター類の売上がマーガリンを抜いた。
 政府や業界紙など各方面から、年間を通じて6件の表彰を受けた。


4. 今年の指針
 売上目標は280億円。
 大アイテムごとにブランドの確立を目指す。
 Ⓐ「バター」魅惑の宇宙。
 Ⓑ完全食品「チーズ」繁栄の海。
 Ⓒ創業以来連綿と続く油脂加工技術。
 Ⓓ朝食に昼食にデザートにシリアル国際食。
 Ⓔ目眩く機能性の未来。
 ⒻM&Aのスペースワールド。

5. 中村天風の「成功の実現」
 人間は誰でも本来、何事をも、自分が深く思い考えた通りに成すことが出来る。自分がもし出来ないと思えば何事も出来ないし、出来ると信念すれば、何事をもなすことが出来る。つまり、すべてが、自分が自分自身に課した信念のとおりになる。