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社内報マリン

マリンフードでは年に3回社内報を発行しています。社内報の一部の記事をご紹介します。

ビデオ鑑賞感想文 第31回最優秀賞

プロフェッショナル 仕事の流儀
「清掃のプロ スペシャル」
長浜工場 生産管理課
花井 恵子

花井 恵子
 2年連続で「世界一清潔な空港」に選ばれた羽田空港の栄光を陰で支えているのは、ビル清掃のプロ「新津春子さん」という女性でした。「優しい心で、清掃する」という信念を持ち、毎日、仕事をされていました。私はマリンフードに入社して14年目になります。現場で約13年5か月働かせていただきましたが、その時の私は「自分が生産した製品からクレーム品を出さない」という信念を持って、仕事をしてきたつもりです。長浜工場で新しく現場の方に作業を教える際も「クレーム品を出さない」ことを基本に指導させていただきました。しかし、新津さんのように、「優しい心」を持ってできていたかな?と思い返した時、自分の心に余裕がなく、相手に対して、優しく出来ていないことも多かったなと、考えさせられました。
 一拭き運動のチームリーダーをさせてもらっていましたが、①汚れ・ゴミを気にすることが大切、②落ちているものを、当然のように拾う、この当たり前の2点ができておらず、もっと現場の方に伝えることができていればもう少し清掃の意識が変わったのかもしれないと思いました。現在チームリーダーからは外れましたが、長浜工場の5S7S活動の一環として、現場の方に伝えていきたいと思います。4月より生産管理課に異動になり、私は自分に自信がなくなっていきました。しかし、「高所の窓ガラス清掃」の職人、羽生田信之さんのおっしゃっていた「初心者こそ、仕事が遅くても仕上がりがいい。」「仕事を怖がる初心者は、決して失敗をしない。」という言葉を聞いて、少し救われました。「私は今、初心者なんだ」と・・。どんな仕事も人間は慣れてきた頃にミスをしやすくなるといいます。正確で且つ迅速であることが重要だとは思いますが、初心者の気持ちを忘れずに、まずは正確に処理することを重視して身に付け、徐々にスピードも上げられるように日々努力してきたいと思います。新津さんと羽生田さん2人が共通して思っているプロフェッショナルとは、「心」が大切だという事。私も、忘れないようにしたいと心から思いました。