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社内報マリン

マリンフードでは年に3回社内報を発行しています。社内報の一部の記事をご紹介します。

ビデオ鑑賞感想文 第18回最優秀賞

プロフェッショナル仕事の流儀
「世界のプリマ 最後の闘いの日々」バレリーナ 吉田都

泉大津工場研究課 清久真里

 今までたくさんのプロフェッショナルを見てきましたが、吉田都さんはその中で特にプロ意識の強い方だと感じました。私はバレエについてほとんど知識はありませんが、豊かな表現力と高い技術力が必要で、世界で活躍できるのは大変難しいということは聞いたことがありました。吉田さんが世界のプリンシパルとなったのは、もともと持っていた才能だけでなく、日々の努力の積み重ねの結果だということがひしひしと伝わってきました。17歳で留学されて、東洋人がただ1人であり、そのコンプレックスを練習へぶつけられるのは気持ちが強くなければなかなかできることではありません。私は今まで生きてきた過去を振り返っても、吉田さんほど自分に厳しく努力してきたことはないと思います。手を抜いていたわけでもなく、自分の中では頑張ってきたつもりです。何事にも納得できるまで取り組みますし、準備もきちんとしておきます。でも吉田さんを見ていると私たちの努力などまだまだ甘いと思いました。吉田さんは常に120%の準備を行い、納得できるまで自分を追い込むそうです。しかし私は約100%の準備を行い、納得できるように自分の中にあるラインを下げてしまいます。自分に厳しいからこそ吉田さんはプロフェッショナルであると思います。プロフェッショナルとは自分のやるべきことをわかっていて、そのひとつのことを情熱と誇りを持ってコツコツと続けられる人だとおっしゃっていました。それを私自身に置きかえるのは難しいですが、プロフェッショナルではなくてもコツコツ続けることはとても大切です。私は学生時代にエレクトーンを習っていました。勉強や部活も忙しく、あまり練習する時間もありませんでしたが、毎日10分だけでも必ずエレクトーンに触れるようにしていました。その結果、目標にしていた試験に受かることができ、コツコツ続けることの重要性を身をもって感じました。仕事においても続けていくことは大切だと思います。現場で1人が一箇所を毎日ふき掃除することにより、ピカピカの工場になります。泉大津工場では現在それを目指して継続しています。現場巡回をしていると前よりきれいになったと感じます。身近なところでも続けることの大切さを知ることができるので、私自身も目標を持って、これからも日々精進していこうと思います。 

以上