常務取締役 安永 満義
業界のある社長の言葉です。
確かに、中小・中堅から超大手スーパーまで、注意して見ればチーズ・マーガリン・バター、それにホットケーキがマリンフードのブランドだけでなく、スーパーやホテルなどのブランド商品として陳列されていることがわかります。業務用中心で来ていたマリンフードですが、昨年は家庭用商品の比率が20%、今年は30%に届く勢いになってきております(平成三十年の目標は40%です)。この売上増加の要因は、①超大手スーパーへの本格的な取引成功と、これによる業界への波及効果。②スーパーその他へのPB商品売込効果。③当社の差別化された商品群、中でも好調なスティリーノによる効果が挙げられます。今後も①②③は引続き、重点的に推進しますが、特に③については、昨年下期から始まった原料チーズの異常とも言える高騰の中でタイミングを合わせたかのようにスティリーノが登場し、順調に売上げを伸ばして来ております。コレステロールカットなどの品質特徴と価格メリット縮小見込みの中で、日本の市場に定着させることが出来れば画期的であります。来年はチャレンジの年になります。