1. マリンフードトップ >
  2. 知る・見る・楽しむ >
  3. 社内報マリン >
  4. 吉村社長次女 吉村和紗さん全日本ジュニア9位入賞

社内報マリン

マリンフードでは年に3回社内報を発行しています。社内報の一部の記事をご紹介します。

吉村社長次女 吉村和紗さん全日本ジュニア9位入賞

社内報「まりん」平成17年12月15日号より

「2005年8月27日 ドイツボルドルフの大会にて」

(1) ジュニア選手権に出場するきっかけは?
 本格的に障害乗馬を始めたのは中学に進学してからですが、一週間に3縲怩S日夕方から、騎乗したり、馬の世話をしたりで今年5年目になります。もう高校2年になるし、そろそろ対外試合にも出ないで、大学受験に向かっての勉強に取り組まなければと思っていた今年の3月に、思いがけず「ジュニア選手権にトライしてみるか」とコーチに言われ、中高の乗馬の思い出に思い切ってチャレンジしてみることにしました。

(2) 練習量は? 
 将来のオリンピック選手の登竜門でもあるジュニア選手権は毎年8月に開催されますが、出場資格は、2回の公式大会(日本馬術連盟公認)で、規定タイム(約1分)内に落馬や回避をせず、120cmのバーを12縲怩R本飛越走行をしなければなりません。時間が取れず、週に3回の練習でしたが、特に日曜日は終日、コーチに怒鳴られながらフラフラになるまで馬に乗っていました。しかし、私がジュニア選手権まで貸与された馬で始めて臨んだ4月の試合は、3本目のバーで見事に落馬し、翌日も馬の回避による失権、その翌日やっと減点0で無事走行を終了したような有様でした。その後も2週間おきに,大阪はもちろんのこと兵庫や滋賀と転戦し、その頃は、「お前は馬場ばっかり乗っていろ!(障害を飛ばないということ)」と罵倒され、一時はコーチに「もう無理だから出場を断念する」と言いましたが、「命までは取られないから最後まであきらめるな!」と叱責され、ようやく出場資格を得たのは6月末でした。

(3) ジュニア選手権での入賞の感想は?
 ジュニア選手権は、8月初旬から一週間の日程で山梨県で開催されました。先ず予選大会があり、基準の違う2回の走行で、上位40%に決勝の出場資格が与えられます。私は思いもかけず76名中10位で決勝に進出し又、最終日の決勝では9位となり入賞(10位以内)という結果を出すことが出来、騎乗したままの乗馬表彰の時に、最後まで私を支えてくれた愛馬フォートワースとコーチに感謝の思いでいっぱいでした。

(4) ドイツ強化合宿に行かれたそうですね?感想を聞かせて下さい。
 この選手権での入賞者3名が、8月の後半に10日間ドイツに派遣されたのですが、派遣メンバーに選ばれたのは本当にラッキーでした。ドイツの北ブレーメン近郊のポール・ショッケメーレというヨーロッパ有数の厩舎で一頭の馬を借り、現地の試合にも3回出場し、非常に貴重な様々な経験をしましたが、何より、人々の生活の中に乗馬文化が深く根付き、又馬に人生を懸ける人々の並々ならぬ熱意に圧倒されました。

(5) 今後の目標は?
 ドイツから帰国後は、中断していた塾も再開し、再来年の大学受験に向け、受験モードに頭を切り替えているところです。(最も今でも日曜日だけは、馬に乗っていますが・・・・)本格的な乗馬再開は、大学の馬術部からと言う事になります。

以上