一． 背景
　近年、顧客の製品品質に対する企業への要求が増々厳しくなり、食品においては特に、安全で安心して食べられる製品の提供が強く求められています。万一クレームが顧客の所で発見されたら、即刻同一ロット製品の全品回収を余儀なくされるだけでは済まず、企業が長年積み上げてきた顧客の信頼感を一瞬にして失墜し、企業存続の危機に陥ることになりかねません。
　この様な状況の中で顧客に当社製品に対する安心感、信頼感を持ち続けて頂き、市場競争に勝ち抜く為に、当社製品の品質管理、維持、保証システムを再構築し、そのシステムを継続的に運用し、製品品質を継続的にレベルアップすると共に、第三者審査登録機関の認証を取得することが有効であると考えています。

二． ISO9001プロジェクト発足
　各種システムを検討の結果、ISO9001品質マネジメントシステムをまず泉大津工場で取得する事が決まり、昨年12月にISO9001プロジェクトが発足しました。本年末までに審査登録機関の認証取得を目標にプロジェクト（リーダー：田辺興一、メンバー：皆木悠紀男、松田光雄、今永克己、黒岡昭彦、松下康次、福村仁志、榊原伸）で進行中です。
　ISO取得に向け、ISOを形骸化させない為に、物造りの原点「工程で品質を作り込む」に立ち、現状の問題点を目で見える形に顕在化させ、日常の業務活動の情報を有効活用し、PDCAサイクルを廻し、地道に継続的改善を実行できるシステム構築に繋げたいと考えています。
　泉大津工場で認証取得後は全社に拡大運用し、顧客満足向上に繋げられるように尽力いたします。

ISO9000内部監査員研修コース合格者：田辺興一、松田光雄、今永克己、黒岡昭彦、冨岡一隆、松下康次、福村仁志、榊原伸、谷口摩弥

※年内にISO9001取得を目指して、プロジェクトを進行しております。

大阪、泉大津工場