うにとバターの禁断の組み合わせ、ご飯に良く合う悪魔的な美味しさ！今日はカロリーを気にしないでください！2022年4月に発売した「うにバター95g」は、うにとバターを組み合わせたフレーバースプレッドです。

　旨味となんともいえない甘さが特徴の「うに」、インターネットで「人気の寿司ネタランキング」と検索すれば常に上位に登場する人気の食べ物です。しかし、高級さ故に、「特別な日の一品」として召し上がる方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、昨今は赤潮の被害でうにの不漁の影響も重なって、取引価格が過去に類を見ないほど高騰しています。それにより、お寿司屋さんからうにが消えたり、ふるさと納税の返礼品としての取り扱いが中止になったりと、うには一般消費者からは縁遠い存在になりつつあります。

　そのような状況下で、なんとかして皆様に手軽に贅沢を楽しんでもらえないだろうか...そのような思いのもと、開発したのが「うにバター」です。バターをうに感たっぷりに味付けし、更にカツオエキスやホタテエキスで魚介の風味豊かに仕上げました。生うにと比較すると安価で気軽に手に入りますし、バターベースなので冷蔵庫で長期間保存していただけるというところも魅力の一つです。

　発売までの道のりは決して平坦なものではなく、製品設計上様々な困難と、それを乗り越える創意工夫が求められました。一番こだわったのが、ご飯と一緒に口に含んだときに、バターとうにをたっぷり感じていただけるような味の設計です。ありとあらゆるうに原料を徹底的に検証し、うにの風味を最大限に引き出すバターの比率にもこだわりました。試作、社内評価を繰り返し、最高の配合のバランスにたどり着くことができました。また、あつあつのご飯にのせたときにとろっととろけるよう、バターのホイップ度合や硬さも工夫しています。

　それだけでなく、実は具材をスプレッド類に混ぜ込むのは、ただのマーガリンやバターの製造とは異なり、製造工程上の工夫や保存性上の工夫が必須です。この度発売する「うにバター」は、マリンフードの技術力があってこその商品だと言えます。

　この「うにバター」ですが、「ご飯のお供」をコンセプトに設計していますので、まずはあつあつのご飯にのせて、お好みで醤油をたらし、刻みのりや大葉をふりかけてお召し上がりいただきたいと思っています。また、酢飯にもよく合うので、おうちで楽しむ手巻き寿司や、ちらしずしのネタとしてもぴったりです。そのほかにもパスタのソースに使ったり、魚や貝、きのこと一緒に焼いても美味しくお召し上がりいただけます。焼き餅に醤油と一緒に垂らしたり、湯豆腐や冷奴に乗せたりすると、簡単なお料理もいつもと違うワンランクアップした味を楽しめます。是非いろんなアレンジを試してみてください！