#30 チーズフォンデュを楽しむ
研究部Bチーム | 更新日:2007.11.08
2007年11月08日 第30回「チーズフォンデュを楽しむ」 |
チーズを利用した料理はたくさんありますが、寒くなるこれからの時期には熱々のチーズフォンデュはいかがでしょうか?今回はチーズフォンデュについてご紹介したいと思います。
チーズフォンデュはスイスの代表的な家庭料理です。使用するチーズは代表的なものでスイス生まれの「エメンタールチーズ」と「グリュイエールチーズ」があります。これらはフォンデュ用として大変人気があり、エメンタールチーズは「チーズの王様」、グリュイエールチーズは「チーズの女王様」とも呼ばれています。熟成期間が長く、強い風味とまろやかさを持つのが特徴です。
もちろん、この他にも好きなチーズを使ってかまいません。短冊状にカットされているとろけるミックスチーズや、コクが出てまろやかになるものではカマンベールチーズなどがおススメです。
<用意するもの>
チーズフォンデュは卓上で温めながらいただく料理です。専用のフォンデュ鍋がない場合は、小さな土鍋でも代用できます。重要なのは、弱火で少しずつ加熱できること。電気コンロやホットプレート等を使用すると良いでしょう。
<作り方>
用意した鍋の内側ににんにくをこすりつけて香りをつけます。そして用意したチーズと小麦粉(または片栗粉)を入れて、アルコール分をとばした白ワインを加えます。白ワインがない場合は牛乳や水でもかまいません。弱火にして木べらで絶えずかきまぜながら、ゆっくりと加熱していきます。焦げつかないようにじっくり溶かしていくのがポイント。クリーム状になってきたら、お好みでレモン汁やコショウ、ナツメグ等の香辛料を入れてください。カレー粉を少量加えるとまた違った風味を楽しめます。本場スイスでは洋酒のキルシュを加えることが多いようです。
<お召し上がり方>
チーズフォンデュにつける具材はお好きなものを用意してください。一口大に切ったフランスパン、アスパラガスやブロッコリーなどのゆで野菜、ウインナーソーセージ、魚介類など何でも結構です。これらを串に刺し、熱々のチーズフォンデュをからめてお召し上がりください。終わりのほうでは鍋の底におこげがついてきます。ここに白ワインを少量加えて強火で焼くと香ばしいせんべいができとてもおいしいです。
☆チーズフォンデュは冒頭でもご紹介した通り、家庭で楽しむ素朴な料理です。気負わず、お好きな材料を使って自分だけのチーズフォンデュを作ってみてくださいね。