#29 ブール・コンポーゼ・ド・パリを再認識
-------- | 更新日:2007.08.20
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2007年8月20日
第29回「ブール・コンポーゼ・ド・パリを再認識」 |
研究部Aチーム M.S |
「ブール・コンポーゼ・ド・パリ」という分かりにくい商品名!
右のパッケージを見て、何の商品なのか、どんな味なのか、何に使用すれば良いのか、非常に分かりにくいと思います。
今回のおいしいものコラムでは、このブール・コンポーゼ・ド・パリについて、お話しさせていただきます。
そもそもブール・コンポーゼ・ド・パリとはフランス語で、和訳するとパリの合わせバターという意味になります。フランス料理に使用されるソースをイメージして製品設計され、そのフランス料理に適した具材をバター入りマーガリンに配合しているので、このような商品名となりました。
さて、次にどのような具材が入っているか見ていきましょう。
・エシャロット:ユリ科の多年草でタマネギの変種。西洋料理の香味料として、おろしたり、みじん切りにして臭み消し、ソースの原料に使う。
・ガーリック:ユリ科の多年草。西洋料理では炒め物や煮こみ物、ソース、サラダなどの香りづけによく使われます。
・粒マスタード:西洋芥子菜(からしな)の干した実を粉末にして作った調理用の実入り芥子。
・アンチョビ:地中海沿岸、ヨーロッパ近海、南アメリカ西岸などでとれるカタクチイワシに似た小魚。小魚を塩漬けにして、冷暗所で熟成及び発酵させ、オリーブ油に漬けた食品。
・エストラゴン:キク科の多年草でヨモギの仲間。ヨモギとアニスに似た芳香があり、料理の香りづけに使われる。
・パセリ:セリ科の二年草。特有の香りと味があり、香味野菜として用いる。
上記の代表的な原材料以外にも魚介エキスなどなど具材だけでも9種類の原材料を使用しています。
これらの原材料をバランスよく配合しておりますので、ご使用いただくだけで、プロの味をお手軽に再現していただくことが出来ます。基本的に肉や魚介類と非常に相性が良いので、隠し味なら少し、大胆に主張させるなら多めに使用してみて下さい。
あつあつの料理の上にのせると、徐々に溶けていきますので、味の変化を楽しんでいただけます。ちなみに、このブール・コンポーゼ・ド・パリは、最近よく耳にするモンドセレクション グランドゴールドメダルを受賞しております。なかなか手に取りづらい一品かもしれませんが、一度ご賞味ください。
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