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#3 ホットケーキのルーツ

-------- | 更新日:2000.03.01

2000年
第3回「ホットケーキのルーツ」

ホットケーキのルーツを探る
 日本中の誰もが知っているホットケーキ。「ホットケーキが大嫌い!!」という人はあまり聞いたことがありません。でもみなさん、「ホットケーキ」って呼ぶのは日本人だけなんです、ご存じでしたか。外国では「パンケーキ」って呼ぶのが普通です。では、どうして日本では「ホットケーキ」って呼ぶようになったのでしょうか?
  そもそもホットケーキ、パンケーキのルーツを探ると、なんと原始時代までさかのぼってしまいます。様々な研究から、当時の人々は小麦を粉にして水で練り、石の上で焼いて食べていたと考えられています。とはいっても、現在の形のホットケーキは、アメリカに移民した人々が故郷を思いながらフライパンの上で手作りのケーキを焼いた、というのがルーツのようです。
  日本では明治30年代初頭に雑誌にホットケーキが紹介され、大正12年には東京のデパートの食堂に初めてホットケーキが登場しました。これが日本で最初のホットケーキです。最初の頃は"温かいケーキ(HOTケーキ)"がなまって「ハットケーキ」と呼ばれていたようで、大正ロマンの華やかなりし頃、ホットケーキはハイカラな食べ物として大評判でした。こうして日本の定番のお菓子となったホットケーキ、昭和30年~40年代はデパートに行けば必ずといっていいほどホットケーキが置かれているという時代でした。

ジャンボホットケーキ物語
 マリンフードは昭和30年代よりマーガリン、チーズを喫茶店に納めてきましたが、お客様から「簡単に調理できるホットケーキがあればなぁ」という声を聞き、研究を重ね、昭和50年代にホットケーキの開発に成功しました。それ以来、今日まで常に高品質なホットケーキの追究を行ってきました。そして昭和63年、研究員の情熱と努力により、ついに「究極のホットケーキ」と呼べる「ジャンボホットケーキ」の開発に成功しました!!"...これがジャンボホットケーキ誕生の際の物語です。簡単に書いていますが、開発までには数千枚の試作を繰り返したそうで、この情熱と努力がジャンボホットケーキの美味しさを生んだのです。
では、このマリンフード自慢の「ジャンボホットケーキ」はどこが違うのかというと、

1. 焼成のため熱伝導率の良い銅板を使用。しかも熱容量を高くし、焼きあがりの均一化、やわらかみ(ふっくら感)を増すためにその銅板の厚さを12.5mmと厚くしました。(従来は10mm)
2. 歯切れ、口解けのよさを追究するため、上質な薄力小麦粉を模索、選定。こうして選ばれたのが薄力無漂白1等小麦粉と呼ばれているものです。当然名前の通り無漂白なので塩素系の漂白剤は一切含まれていません。
3. 糖分は高価なのですが、味の仕上がりが良いため主に上白糖を使用しています。これだけでは焼き上げたときに色づきが良くないので液糖(ブドウ糖果糖液糖...水あめのようなものです)を加えています。

モンドセレクション金賞受賞、マリンフードの人気NO.1商品「ジャンボホットケーキ」。12.5mmの分厚い銅板で実現した究極の食感を一度お試し下さい。